恋煩いの意味や症状は?男性女性別の特徴と治し方を解説【診断あり】

恋煩い(こいわずらい)

その甘く切ないような言葉の響きとは裏腹に、恋煩いをしている最中は非常につらいものです。

実際につらい症状が体に現れるようになりますし、日常生活のサイクルまでをも乱してしまうことも少なくありません。

今回はそんな恋煩いについて、恋煩いの原因から恋煩いをしている人の症状や治し方、恋煩いしやすい人の特徴などについてご紹介していきます。

恋煩いとはどのようなものなの?

まずは恋煩いとはいったいどのような原因で起こり、どうして恋煩いをする時期があるのかなどについて考えてみましょう。

実は脳内のホルモン分泌量も変化している恋煩い、カップルにとって必要ともいえる時期であることがお分かりいただけるでしょう。

恋煩いの原因

恋煩いの原因は、言わずもがな「恋をする」ということになります。

異性に恋をすることは、人間としてごく自然な現象であり、誰もが経験するといっても過言ではありません。

恋をするうえで成長し、試練を乗り越えるためにやってくるのが「恋煩い」なのです。

恋した時の盲目状態

恋をすると普段の冷静さはどこへやら、盲目といってもおかしくない心理状態になるものです。

「恋は盲目」という言葉にあるように、相手に対して恋愛感情を抱いているときには相手のことしか考えることができず、周囲への配慮や正しい判断などの力を失ってしまうほど感情が不安定になるのです。

体内でのホルモン分泌の変化

他人から見ればそれほど取り立てて言うほどの人でもない相手でも、恋煩いをしている人にしてみれば、世界で一番魅力的な相手に見えてしまいます。

相手の一挙手一投足にドキドキし、相手の言動に大きく影響されてしまうものです。

では、恋をすれば自然に訪れるこうした感情の変化は、なぜ起こるのでしょうか。

実はこれには、体内とくに脳内のホルモンの分泌量に大きな変化がやってくるという理由があります。

なぜ冷静な判断力や正常な思考を失ってしまうほどの感情への影響があるのか、それは体内で以下の3つのホルモン分泌に大きな変化が起きているからなのです。

幸せホルモン「オキシトシン」

恋をしている相手と会話をしたり、触れ合ったりすると、脳内では幸せホルモンとの異名を持つ「オキシトシン」という物質が多量に分泌されるようになります。

この「オキシトシン」というホルモンは、人間が幸せを感じたり満たされたりすることで分泌されるホルモンで、恋愛中や恋煩いの最中には非常に分泌量が増えます。

性的な衝動を促す「テストステロン」

また、相手に対してドキドキしたり性欲を持つという作用のある「テストステロン」というホルモンが多く分泌されるようになります。

相手を異性として魅力的だと感じ、相手と関係を持ちたい、アプローチして関係構築を図りたいと考えるようになるのは、この「テストステロン」が脳内で多く分泌されることによるものです。

やる気を引き出す「ドーパミン」

快楽や高揚感をアップさせる「ドーパミン」も大量に分泌されるようになります。

興奮状態の時や、ハイになっているときに分泌される「ドーパミン」は、恋煩いをしているときにも多くなるのです。

好きな人のために一生懸命になることができたり、恋をしているときに生きる喜びを得ることができるのは、この「ドーパミン」が作用しているからなのです。

相手との関係の土台を築く大切な時期

また、恋煩いの時期というのは、恋愛の初期段階であることが多く、この時期は人間同士のかなり重要な関係構築の時期とも言えます。

相手との関係で信頼関係を結ぶため、相手についての様々な事柄が知りたくなり、事実を確認したくなる時期なのです。

こうした行動や思考は、恋をして相手に興味を持てばごく自然と湧き出る感情であり、この恋煩いの時期があるからこそ、相手との関係の土台がしっかりと出来上がるといっても過言ではありません。

恋煩いを乗り越えた先には、カップルとしての二人の関係が、一回り大きく、そしてより深くなっているのです。

短期間の不治の病

また、恋煩いは特効薬というものが存在しないのも大きなポイントです。

恋煩いは非常につらい状態ですが、これといって有効な薬や対処方法がないのです。

しかしいつまでも恋煩いに悩むという事はありません。

短期間の不治の病であったとしても、それを乗り越えれば相手との深い絆ができます。

また、「雨降って地固まる」というように、しっかりとした信頼関係の土台ができ、お互いの距離もグッと縮まりますので、以前に比べてより良好な関係を築くことができるのです。

恋煩いなのかどうかを診断!恋煩いチェック!

恋煩いは病院にかかるような病気ではありませんが、まるで病気かのようなつらい症状が現れるときもあります。

好きな人がいて、次のような症状や体の変化、気持ちの移り変わりがあれば、それは恋煩いをしているのかもしれません。

自分が恋煩いにかかっているのか、改めてチェックしてみましょう。

食欲がなくなり痩せる

恋煩いをすると食欲がなくなり、食べ物がのどを通らなくなるという人が多く見られます。

逆に恋をして何を食べてもおいしく感じ食欲がアップするという人も稀にいますが、食欲不振になるのは女性よりも男性の方が圧倒的に多いといえます。

不眠で眠れなくなる

どうしても好きな相手のことを考えてしまい眠れなくなるというのも、恋煩いをしているときに起きる症状の一つです。

寝ても覚めてもまさにその人のことしか頭にない、という状況が続くのです。

何事も手につかなくなる

仕事や勉強も手につかなくなり、集中力を失ってしまうという事もよくあります。

また、好きな相手からのメールやメッセージが来ていないかどうか、スマートフォンが気になって仕方が無くなり、常に携帯電話を手放せなくなります。

ようやく着信やメッセージが届いたと思い携帯電話に飛びついても、それが他の人のものだったりすると、あからさまに落胆してしまい何もやる気が無くなってしまいます。

そして再びメッセージや連絡を今か今かと待ち続けるというループを繰り返し、何も手につかなくなってしまうのです。

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涙もろくなる

恋煩いをしているときには、涙腺が弱くなるのも大きな特徴と言えるでしょう。

特に恋煩いで涙もろくなるのは女性の方が多いといえます。

普段は何でもない事でも感動したり共感したりして涙があふれてしまいます。

また、特に何もしていないときに急に泣いてしまったりということも少なくありません。

情緒不安定ですぐに不安になる

涙もろくなるのもそうですが、情緒不安定になり、ほんの少しのことでも不安を感じるようになってしまうこともあります。

相手に嫌われたくない一心で、挑戦や冒険ができなくなる人も多いものです。

また、相手とのことを考えてしまうあまり、余計な心配を抱え込み、日常生活のサイクルまで乱れてしまうこともあります。

感情のコントロールが難しくなる

前述のように急に泣いてしまったり、無駄な心配をして不安に陥ってしまったり、その他のことについても自分の感情を上手くコントロールできなくなるのが恋煩いです。

喜怒哀楽を表現するときに、普段では考えられないような表現をしてしまうことも多くなります。

例えば相手にほんの少し褒められただけでも有頂天になってしまいますし、相手からメッセージが来ないだけでもたまらなく悲しい気持ちになってしまったりします。

また、好きな相手と距離が近い人を勝手にライバルだと思い込んで怒りに身を任せたような暴挙に出てしまったり、相手とのまだ見ぬ未来を自分なりに妄想して楽しんでしまったりもするでしょう。

このように、恋煩いをすると、相手の気持ちは全く関係のないところでついつい先走ってしまいます。

自分が本来取るべき行動を見失ってしまい、感情をコントロールすることが難しいシーンが多くなるのです。

浮足立つ

恋煩いをしていると、自分たち以外のどんな事も小さく些細なことに思えてしまい、ついつい浮足立ってふわふわとした感情になってしまうこともあります。

ボーっとしていることが多くなったり、善悪の判断が正常にできなくなり何でも許してしまったり、世界が自分中心に回っているような気になり物事を安請け合いしてしまうという人もいます。

普段であれば冷静に判断して断るようなことも、なんとなく引き受けてしまいます。

恋煩いをしていないときであれば絶対に買わないようなものも、なんとなく勢いで購入してしまったりという事もあるでしょう。

浮ついている時期のため、好きな人のこと以外になると、真剣に考える集中力や注意力が欠けてしまっているのです。

大切な事を後回しにしても恋人を最優先にしてしまう

恋煩いをしていると、大切なのは好きな相手のことだけになってしまい、友達との約束や仕事の予定をドタキャンしてでも都合を付けようとすることもあります。

恋煩いにかかっていれば、好きな相手のために、自分が生きていくために必要な仕事の予定を無理矢理変更してしまうこともあるでしょう。

また先に約束を入れたはずの友達からの誘いも、好きな人が関われば平気でキャンセルできるようになってしまいます。

本来であれば自分の人生において大切な仕事や友人も、冷静さや注意力、判断力にかけているため、好きな人のためとあらば全て投げ打ってしまっても良いという極論に達してしまうのです。

恋煩いになりやすい人ってどんな人?

上記のように、恋煩いの症状の中には、かなり深刻なものもあり、自分たち以外の人にも迷惑をかけてしまうような症状もあります。

では、生活サイクルが乱れてしまうほどの恋煩いに陥ってしまうような人とは、いったいどのようなタイプなのでしょうか。

ここからは恋煩いに陥りやすい人を、男女別に見ていってみましょう。

女性で恋煩いになりやすい人

男性に比べれば、女性の方が恋煩いになりやすい傾向があるといえます。

しかし女性の方は男性よりもその症状は軽く、恋煩いをしてしまっているかどうかわかりにくいという事もあるものです。

女性で特に恋煩いに陥りやすい人は、以下のような項目に当てはまる人です。

  • 恋愛経験が少ない
  • 同性の友達が少ない
  • 過去の恋愛にトラウマがある
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男性で恋煩いになりやすい人

男性は女性よりも恋煩いになりにくい反面、一旦恋煩いをしてしまうと深刻な状況にまで追い詰められてしまうことも多いものです。

好きな相手に深くのめりこんでしまう事があり、そうなると自分の首までも絞めてしまうような状況を招きかねないので注意が必要です。

男性で恋煩いをしやすいタイプは以下のような人です。

  • 自分に自信がない
  • 恋愛経験が少ない
  • 無趣味
  • 優しく真面目な性格
  • すぐに物事に熱中してしまう

恋煩いを治すにはどうしたらいい?対策法は?

医学的に恋煩いに効果のある特効薬や治療法はありませんが、恋煩いの苦しさを和らげるための方法はあります。

恋煩いを放置しておくと、やがてうつ病や不眠症などの本当の病気にまで発展してしまうこともありますので、ぜひこれからご紹介する対策法を試してみてください。

自分で対処できるものから、友人に協力してもらうものまで、すぐにできる対策法をご紹介します。

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一人でいる時間を減らす

一人でいるとどうしても好きな人のことを考えてしまい、不安がふくらみ妄想が進んでしまいます。

一人でいる時間を減らすことで、余計な事を考えず情緒不安定になる事を予防できるでしょう。

友人とショッピングに行ったり、旅行に行ってみましょう。

好きな相手のことを少しでも忘れている時間帯を作ることで、恋煩いによるストレスも解消することができます。

忙しい時間をなるべく作る

仕事や勉強に精を出し、わざわざ忙しくて考える暇がないようにしてみるのも良いでしょう。

恋煩いで浮ついていた期間、周囲に仕事出かけた迷惑や遅れた勉強などを取り戻してみましょう。

仕事や勉強で忙しく、集中する時間を作ることで、凝り固まっていた恋煩いの考え方を改善できます。

相手との距離を置き自分を見つめなおす

相手と距離を置き、自分の姿を客観的に観察してみるというのも良い方法です。

盲目状態のうちは考えもできなかったことを考えられるようになりますし、正しい判断かどうかしっかりと確認することもできます。

相手と距離を置くことで、さらに相手への感謝の気持ちや尊敬の念が深まるという効果もあります。

自分のスキルアップをする

相手とは関係しないことにチャレンジしてみるのも効果的です。

自分のスキルアップのための資格を取る勉強をしたり、口座や教室に通い始めるのも一つの手です。

相手の全くかかわらない世界を持つことで、恋をしていてもしっかりとした生活スタイルを守っていくことができます。

熱中できる趣味を作る

自分の世界が好きな相手を基本軸にして回ってしまっているような人は、恋煩いから抜け出すために熱中できる趣味を作ってみましょう。

自分なりの価値観を見直し、自分が本気で楽しめる世界もあるという気持ちを取り戻すことができます。

また、失っていた集中力を取り戻すこともできますし、趣味を通して好きな相手以外にも新しい世界はあるのだという事が認識できます。

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ポジティブになる

恋煩いをしているときは悩んでいるときですから、何でもネガティブに考えてしまいがちです。

そんな時には、自分がポジティブになれるようなことをしてみましょう。

感受性が高まっている時期なので、芸術や音楽、文学に触れ、気持ちを落ち着かせてみるのも良いでしょう。

相手に正直な気持ちを伝え、自分の中にある感情を伝えてみるのも効果的です。

とにかく自分だけで悩むのではなく、そのもやもやした気持ちを他の部分に効果的に向けてみたり、正直な気持ちを吐露してみたりするのが良いのです。

何に対しても不安を抱え後ろ向きにならず、挑戦して前進する気持ちを持ってみましょう。

恋煩いと割り切ってもっと恋愛を楽しもう!

誰かを好きになれば、恋煩いをしてしまうことがわかっていても、自分の気持ちにふたをすることができないのが恋愛です。

人を好きになるというごく自然の感情で起こる恋煩い。

自然な事だときちんと理解していれば、それほど病的になる事もなく恋愛を楽しむこともできるでしょう。

恋煩いは中毒性がある

前述のように、誰かに恋をしているときは、脳内では恋愛に関係するホルモンがたくさん分泌されている状態になります。

恋煩いの症状をもたらす脳内ホルモンが大量に分泌され、恋愛という快楽に浸っている状態を、脳はその後忘れることはありません。

脳が恋愛の快楽を覚えているからこそ、失恋して辛い思いをした後でも、また誰かを好きになってしまうのです。

つらい恋煩いをするような恋愛であっても、その中にとびきりの快楽があったからこそ、また新しい恋に自然と進んでいくことができるのです。

恋煩いは一時的な恋愛の媚薬の効果だと考え、恋煩いを恐れることなく恋愛を楽しめるようになりましょう。

必ず時間が解決してくれる

恋煩いは短期間の不治の病です。

恋煩いをしているときには、つらく苦しい時も確かにあるでしょう。

しかしそれは相手を思うからこそであり、いつまでも続くというわけではありません。

信頼関係が構築されていくうちに解消していきますし、その期間も長く続くことはないのです。

相手に対する自分の気持ちや感情がピークになっていると考え、時間が解決してくれることを信じましょう。

まとめ

恋煩いをしている最中は、苦しみたくはないけれどどうすることもできず、やめるにやめられない困った状態です。

しかし恋煩いには人として成長することができる効果もありますし、お互いの信頼関係を築き上げることにも良い影響を及ぼします。

恋煩いの症状を、「これは恋煩いだ」と判断できれば、より素敵な恋愛に発展させることもできるのです。

自分の感情のコントロールのしかた、恋煩いの解消法などを参考にして、好きな相手と良好な交際ができるよう工夫してみましょう。

恋煩いを効果的に利用すれば、好きな相手と上手く付き合っていくうえで、むしろ良い方向に進めていくこともできるでしょう。

以上、「恋煩いの意味や症状は?男性女性別の特徴と治し方を解説【診断あり】」の記事でした。

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